野菜で作る、手ごねの米粉成形パン

冷凍里芋は、常温で周りが少し解凍されてからすりおろし、ボウルに入れる。60gはもっちり食感、70gはフカフカ食感になる。

大きい塊があれば取り除き、ぬるま湯のうち、半量ほどを加え、なめらかになるまで泡立て器で混ぜる。

ドライイーストを振りかけ、2分ほど放置する。少しふやけたら、砂糖と米粉を加えてヘラでよく混ぜる。

残りのぬるま湯を加えながら混ぜ、一塊にまとまってきたら（粉気は残って良い）、塩と植物油を加え、手でよくこねる。

生地がなめらかになり、手で左右に引っ張ると20cmほど伸びるようになったら生地の完成。

好みの形に整え、オーブン用シートを敷いた天板に乗せる。水でたっぷり霧吹きして、タッパーなどをひっくり返してかぶせる。

オーブンの発酵機能で30～45分発酵させる。真冬や生地が冷えていると1時間近くかかることもある。

生地がひとまわり膨らみ、成形した一番高い部分にも発酵による小さな穴が2～3個見られるようになったら、発酵終了。

オーブンを220℃に予熱する。ツヤ出し用に混ぜ合わせておいた豆乳ヨーグルトを生地の表面に塗る。

220℃のオーブンで10～12分焼く。こんがり焦げ目がついたら、できあがり！乾燥防止に、アルミホイルに包んでおく。

粗熱が取れたらラップなどで包む。温かいうちは包丁にくっつきやすいので、切りたい場合は、よく冷めてから。

半日以上経ったり、冷蔵保存すると固くなるので、電子レンジ500wで30秒ほど、モチッとなるまで温めなおす。

生の里芋でも、厚めに皮をむいて酢水にさらし、アク抜きをして、同量で作れます。