美味しさを諦めないマクロビを届けたい | CHAYAマクロビフーズ 小川さん

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公開日: 2021/10/30 / 最終更新日: 2023/04/14
美味しさを諦めないマクロビを届けたい | CHAYAマクロビフーズ 小川さん

こんにちは!ブイクック社員のYuhaです。
”想いのあるヴィーガン商品を届ける”ヴィーガン商品の通販サイトブイクックモールでは、出店者の想いをお届けするため店舗ストーリーを記載しています。

このインタビューでは、ブイクックモールには書ききれなかった裏話や、オーナーのお人柄に迫ったお話を聞いていきます!
今回は「CHAYAマクロビフーズ」のオーナー、小川博行さんにお話を伺いました。 

小川博行さん
大学卒業後、地元、山梨の食品メーカーに就職。
上京し、グローバルダイニングに転職後「CHAYA マクロビフーズ」に転職し、マクロビオティックの世界を知る。
新宿店の店長からスタートし、CHAYAマクロビフーズの社長へ。

CHAYAマクロビフーズ
CHAYAマクロビフーズは、江戸時代から伝わる葉山の老舗料亭「日影茶屋」のグループ会社。
実店舗のレストラン「CHAYAマクロビ」を持っている。
コンセプトは、「Healthy&Beauty 食べてきれいになる、オーガニックな生き方。」

 

事業立ち上げの背景、そこに込められた想い

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早速伺っていきたいのですが、以前は食品メーカーにお勤めでしたよね。もともと食に興味をお持ちだったのですか?

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そうですね。学生時代はスポーツを真剣にやっていたんですが、いざ就職活動をするとなった時に、外食が好きだったことから、食に携わる仕事がしたいと思いました。
食品の流通経路は、まず食品メーカー、そして問屋、スーパーマーケットといったものが一般的です。
この商流の中で、1番根本であるメーカーという場所から、食品の世界について知りたくて食品メーカーを志望しました。

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実際にメーカーという立場から食品業界に携わってみていかがでしたか?

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面白かったですね。
問屋やスーパーが求めているものを商談を通して聞きつつ、一方で製造工場の立場にも立つ。
いろいろな制約がある中で、より良いものを作っていくメーカーの現場を体感しましたし、どんな思いで商品を作っているかを問屋やスーパーに営業として掛け渡しをしていきます。
メーカー側、問屋・スーパー側、それぞれの良いところや悩み、課題などを吸収し、勉強しながら仕事をさせてもらいました。

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そこから外食業界に方向転換されたきっかけは何だったのですか?

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きっかけとしては、ホテルに食材を提供させていただく仕事をしたことです。
食品メーカーとして、ホテルのレストランの料理長の方とお話した時に、「なんか素敵だな、自分もやりたいな。」と思ったんです。
製造現場も問屋も、一通り見て勉強できたので、次はそれを生かしながらレストランを運営する側の仕事ができたらいいなと。
そこでまず、レストランを何十店舗か運営しているグローバルダイニングに転職しました。

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そうなんですね。その後、なぜCHAYAマクロビフーズに移られたのですか?

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その飲食店の会社は上場企業で、当時60店舗ぐらい運営していたのですが、次は規模がもっとコンパクトな場所で、自分の思いを乗せながら、お店を成長させていく、みたいなことがしたくなったんです。
そんな時に、たまたまこのマクロビオティックというものに出会いました。

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どのようにしてマクロビに出会ったのですか?

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たまたまCHAYAマクロビとご縁があり、食事に行かせていただくことになったんです。
しかし、卵、乳製品、白砂糖、化学調味料、何も使わない、ということだったので、正直なところ本当に美味しいのかな、と疑問に思っていました。

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実際に食べてみてどうでしたか?

CHAYAマクロビで提供している料理。カラフルで美味しそう…
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これがターニングポイントになりました。
マクロビの食事の価値や伸び代を感じて、もっと多くの人に伝えたいを思いました。

前職の飲食店の会社で、イタリアンやメキシカンの料理を伝えていくことももちろんやりがいはあります。
しかし、日本に生まれたんだから、日本の食文化だったり、健康だったり、アレルギーへの対応だったり、そういったことを食事と合わせて提供できると、もっと付加価値がつくのではないかと思ったんです。

 

 

出店者が個人的にオススメしたい商品の紹介

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商品ラインナップが本当にたくさんありますが、小川様が個人的にオススメしたい商品を教えて下さい。

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どれも我が子のような感じで愛情が沸いてしまって選べないんですけど。
原材料が限られた中で、高いクオリティの味に辿り着けた感動という意味では、「豆乳マヨネーズ」です。
これまで使っていたマヨネーズは、全部この豆乳マヨネーズに変えました。
家で使う時も安心して使えます。

研究に研究を重ねて開発された豆乳マヨ!一度は試してみたい。
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調味料であるマヨネーズを選ばれるのは、意外でした。

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僕たちがその豆乳マヨネーズを発売した6年前には、すでに他社さんでも豆乳マヨネーズが商品化されてはいました。
しかし、「普通のマヨネーズに近い味で驚いた。こんなにリアルなら使いたい。」と、当時マクロビも知らない問屋さんやバイヤーさんに言っていただいて、お客様の反応の大きさが印象深く残っています。

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私もCHAYAマクロビさんのマヨネーズ使いたくなりました!

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ぜひ、おすすめしたいです。
カレーが定番で人気の商品にはなるのですが、美味しいカレーってお店もジャンルも種類がたくさんあります。
一方で、豆乳マヨネーズはブランドごとにあまり差がないと思われがちですが、「ここまでリアリティがあるものはなかなかない」ってと評価をいただけたので、自信になっています。

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特にこだわっているポイントはありますか?

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通常のマヨネーズの代わりとして使っても遜色のない味わいを再現することを1番意識していました。
食材はヴィーガンで無添加のものを使用しつつ、コクや満足感は確保する。
でも後味はすっきりしていて、口や胃の中でもたれないような味わい、そういったところにこだわっていましたね。

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食材にもこだわられているんですね。

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豆乳マヨの場合ですと、国産の大豆だったり、国産のリンゴ酢だったりを使用しています。
こういった食材を使うことで、胃もたれしない、スッキリした後味に出来ていると思います。

マクロビに出会って、これまでは脂っこい食べ物の胃もたれ感を、満腹感と混同していたんだと気付いたんです。
胃もたれなく、でもちゃんと満足できるようにしっかりした味付けになっているのが、僕たちの豆乳マヨネーズだと思います。
あとは、出来るだけ地産地消のお野菜を使うことも意識していますね。

葉山のお野菜や地産地消に拘られているそう。
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逆に苦労されたことはありましたか?

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やはり、調味料が限られ、味があっさりしがちな中で、いかに満足できる味を作り出すか、というところです。
今、マクロビバターチキンカレーの開発をしているのですが、バターチキンっぽい濃厚さとスッキリ感のバランスが難しいです。

こういった場合、通常のレストラン業界であれば、化学調味料を入れて味を整えます。
しかし、CHAYAマクロビでは、化学調味料を使わない方針なので、食材と食材の掛け合わせで味を作っていきます。

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試行錯誤を繰り返し、納得のいく味に出来てやっと商品となっているんですね。

日比谷店に並ぶ商品たち。ラインナップがとにかくすごい。
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なので、逆に満足のいく味に出来なくて断念するメニューもたくさんあります。
一般的な試作は、5〜6回の改善を重ねるのですが、CHAYAマクロビではそれを10回ほど繰り返しています。
なので、「商品数がたくさんある」と言っていただきますが、僕たちからすると、まだこれだけしか出せてない、という気持ちなんです。

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そうなんですね、驚きです。

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しかし、楽しく美味しく食べていただくこと、それが1番です。
マクロビだから味が薄くても仕方ない、って我慢してほしくないので、満足していただける料理をご提供したいと思っています。

 

 

事業を通して実現したい社会・未来

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CHAYAマクロビフーズを通して、今後どのようなことを目指していらっしゃいますか?

食事もスイーツも楽しめるお店。大人数で行くと色々食べられて楽しいですよね
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外食する楽しさを忘れないでほしい、たくさんの人にその楽しさを感じてほしいという気持ちです。
外食は、家で食事するよりもお金も時間もかかります。
でも、誰かと一緒に語らいながら食事をする時間とか場所って、人生にとってとても有意義だし、そういうものがまたスパイスとなって料理の美味しさも増すと思うんです。
そういった時間や場所を提供することが、僕にとってはとても大切なことだと思っています。

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その場所として、CHAYAマクロビを選んでいただきたいということですね。
「マクロビ」というものに対しての展望はありますか?

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最近になって、マクロビやヴィーガンの認知も少しずつ広がってきて、特別なものではなく、体に良いもの、地球環境にも良いものとなってきたと感じています。
でも、まだまだ日常的ではないと思うので、マクロビやヴィーガンをもっと身近に選択できるような食文化になったらいいなと思ってます。

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具体的に何か取り組んでいらっしゃるんですか?

スーパーにずらり。手軽に買える場所にあるのが嬉しい!
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スーパーといったみんなが利用する場所に出来るだけ商品を置く、ということは意識しています。
もちろん、オーガニック専門のスーパーに並ぶことも嬉しいです。
しかし、それだけだと、マクロビを日常的なものにするということにはなかなか繋がらないと思っています。
普通のレトルト商品とCHAYAマクロビのレトルト商品が並んでいて、気分や体調によってお客さんが選択できる状態にしたいんですよね。

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最後にブイクックモールへの意気込みを教えてください!

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これまであまり出会いのなかった、若いヴィーガン・ベジタリアンの方と出会うことができるのが楽しみです。
CHAYAマクロビの商品を楽しんでいただけると嬉しいです。

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食品メーカーや外食を経験されてきた小川さんだからこそ、マクロビで妥協せず、満足感のある美味しさを追求できるのですね!

こだわり抜いた豆乳マヨネーズ、また定番のカレーもブイクックモールでお買い求めいただけます!
まずはCHAYAマクロビの定番商品をまとめて試せる「CHAYAマクロビが分かる!定番セット3種」もおすすめです。

他にも、商品一覧ページではパスタソースやシチューなどの商品も取り揃えていますのでぜひのぞいてみて下さい!

 

mai
ブイクックのメディアディレクター、maiです。 ヴィーガンとベジタリアン、半々の生活をしています。ヴィーガンスイーツが大好きです♡ 菜食の魅力をたくさんお届けしていきます!

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